伝える会とは?

 大宮盆栽村の景観を伝える会は、大宮の大宮盆栽村(現在の盆栽町)の盆栽園と住民の調和した豊かな景観を未来に残していくことを目的として、2018年(平成29年)に設立されました。 当会では、大切な日本文化のひとつである盆栽文化と人々に伝えていくとともに、大宮盆栽村の景観を保全保護するための活動を行ってまいります。

 大宮盆栽村は、関東大震災で被災した東京の盆栽業者が、肥沃な土地ときれいな水と空気を求めて移り住んできたことにより1925年に設立されました。 その後、大宮盆栽村は、盆栽において世界的に有名な地となり、世界各国の要人なども訪れる場所となりました。 大宮盆栽と呼ばれる世界的なブランドが生まれ、日本の盆栽界の中心地として発展しました。 1989年には、第一回の世界盆栽大会がこの大宮の地、大宮盆栽村で開催されました。 さらに、2017年には第八回の世界盆栽大会が開催され、多くの人々が世界各国から観光に訪れました。

 一方、大宮盆栽村は、時代と共に盆栽に関わる人だけが住む場所ではなくなり、さまざまな開発の波にさらされることになりました。 さいたま市として風致地区に指定し、地域の景観を守っていこうとする条例は存在しますが、隙間をつくように開発が進められ、日々、徐々に大宮盆栽村の景観が壊されているのを目の当たりにしています。

 こうしたことから、大宮盆栽村に住む住民、そして、大宮盆栽村に住んでいなくて素晴らしい場所だと賛同してくれる方々が集まり、大宮盆栽村の景観を伝える会が設立されました。 時代の流れを汲み取り地域住民のとの調和を図りながら、日本の大切な文化である盆栽園とその地域性を守っていくために、活動してまいります。

 大宮盆栽村の景観を伝える会は、2018年1月に発足しました。 まだまだ、これから多くのことに取り組んでいく初期段階にあります。 多くの方々の想いとご協力が必要です。 ご賛同いただける方には、是非ともご入会やフォローいただき、関心をもっていただけることを願っております。 これから100年後も大宮盆栽村の盆栽文化や豊かな景観が維持されますよう、盆栽園と住民の調和が保たれた地域を守り伝えていきます。